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かんらん車

1,996
10
  • 2007.10.24
  • 5:45
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歌詞

すいた電車が住宅街ぬけて ひとしきり冬枯れをふるわす あとに残った ひとりの足音は 川辺りの遊園地をたどる さびついたかんらん車に 腰をおろせば ゆるやかに空は巡りはじめ あなたの住むあたりに広がってゆく さよならが無性に恐かった はりつめた想いが遠くなるの いつしか雪が静かに舞いながら チャコールの下界へと流れて きっとあなたは窓の外を見てる あの人の肩を抱きよせて つぎつぎと飛行船もゲームも止まり 粉雪が空を埋めてゆく 終わりの暗示には美しすぎる 私だけ 冬空の旅人 地上に戻る頃 世界が止まる

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