耳を塞いでも駄目みたいだ 君の声が鳴り止まなくて困った 目を瞑っても そこにいます ほろ苦く味わいのないこの距離に 僕は今日も君に何もしないの それは恋のアイデアで 想いとか言えるような 君との日に木の葉は散った 春が僕にこびりつく 糸は青く怯えている 今までとは似てるけど たった一度きりだった僕らも 不安定なんてさ春のせいに 上手くいかなきゃ数のせいにして 今までとは変わるけど ちゃんと僕は言うんだ 君が好きだよ これ以上 本気になんて慌ただしいと思う 錆びついた視線が君に まとわって離れようとしない それは駄目だとわかってる 少しだけ柔らかな 唇の色が春の訪れみたいだ ブレーキかけて踏み込んだ アクセルが僕みたいだった 桜の雨に 僕は濡れて 傘をさしても それは僕と居て 水溜りの波は きっと 多分、僕のせいで風のせいじゃない 人のせいで天気 荒れた地球も 僕みたい よく似てた 雨のち晴れなら それでいい 虹、かかってた 春が僕にこびりつく 糸は青く怯えている 今までとは似てるけど 一度きりだった僕らも 愛も願いも春を越えて 花冷えに咲いた想いよ 届け 耳をすましてわかるでしょう ちゃんと僕を見てよ 君が好きだよ たった一度きりだった僕らも たった一度きりだった僕らも