「不思議の国に迷い込んだ私は 今までにない体験をすることに なりました」 痛みを感じても 傷が残らないなら 何も意味の無いことだと思った 愛を感じるのは私には難しい 「痛み」なら感じることが出来た 「不思議の国に監禁された私は 沢山の苦痛を初めて経験します」 痛みだけが唯一リアルなことだから 自分で身体を切り刻んだけれど とても寂しいから貴方が傷付けて? 私の心と身体をもっと... 愛は残らなくても 心と身体の傷は残る 傷は癒えなくてもいいの 傷を確かめ私は癒されるの だから 貴方は私を もっともっと虐めて これが愛のカタチだと 言い聞かせるわ 不思議の国に 閉じ込められて 悪夢の国と 気付かないフリ 「夢から覚めた私は 何かが足りないことに 気が付きました 嫌だったはずの苦痛をいつの間にか 無いと寂しいと感じるようになり それが異常だと 頭では分かっていたのに もっともっと心の深い所で 自我を守るための代償として 苦痛=快感が 消えなかったのでした」 記憶に残らなくても 心と身体に傷は残る 傷は見えなきゃ駄目なのよ 傷を眺めて私は壊されるの だけど 愛は残らないから貴方じゃなくても 罪深い私には 充分なのよ 貴方が絶望して 悪夢の続きを 私が描いた 快楽に溺れて