Track by持田香織
空いろのクレヨンで きみを描いたんです そっぽを向いた真昼の遊園地で 花模様のドレスが とても良く似合うんで ぼくのポケットに はいりきらないんです ぼくは きっと風邪をひいてるんです きみの眸のなかで 雲が急に雪崩れると おもて通りはブランコのように 揺れるんです 画用紙のなかのきみはとても 綺麗すぎるんで 透き徹った冬に帰ってしまうんです ぼくは きっと風邪をひいてるんです