14才のキミがいたよ 14型のテレビの中 少しばかりのアゴヒゲと 変わらない瞳をしている たまらなくなって目をそらした 照れ隠しみたいにコーヒーを飲んで ギターをかき鳴らすキミを見た 14才のキミがいた 14才のキミがいたよ 14型のテレビの中 少しばかりのアゴヒゲと 変わらない瞳をしている たまらなくなって目をそらした 照れ隠しみたいにコーヒーを飲んで ギターをかき鳴らすキミを見た 14才のキミがいた いつの間にか年を重ねて 人は誰も大人になる 暮らしにしがみついたまま 人は誰も大人になる ボク等はボク等の道をゆこう ボク等の明日はボク等の中にある 夏の日のキミの部屋が映える 14才の僕がいる 溢れてしまいそうな涙と テレビの中映るキミと 14才の夏のあの日が 重なりあう その瞬間 思い出話がしたい訳じゃない 昔を懐かしむつもりもないよ ただボクは大切にしたい その瞬間を いつかあの部屋に集まったら ビールを飲んで朝まで騒ごうよ 僕はまじめな顔で言うから 「14才だ」 ボク等