駅前商店街はもう夜の町 居酒屋からサザンと合いの手 黒い文字盤じゃ時刻は見えない 君はもう待ってるだろうか 金はないし余裕もないけど 少しくらい見栄は張っていたい 一体 レジに何を持っていけばいいだろう 君はなにが好きなんだろう 会いたいと思っても会えないけど 思い出と笑うほど覚悟はない 橋戸公園から 眺める物語は誰のもの? 群れる学生と 揺れる関越自動車道のオレンジと 信号くぐればもう夜の土地 家々の灯りも届かない 自転車軋む音に包まれて ふたり どこへ行くのだろう? 橋戸公園が小さくなる… 君はなにが好きなんだろう 僕は君が好きなんだろう