南の空へ羽ばたく影姿 折り鶴たちは 雛の頃の夢を見るだろうか あれからもう何度目の 春めく午後だろう 浮かべながら追いかけて海へ ぼくらは変わっていくよ 未来へ 誰もが願っていたいよ 奇跡を ぼくらは弱いよ 変わっていないよ それでも明日へと 夢をみるだろう 南の空で星が手を繋ぐように 互いの愛で傷つかぬように そっと繋ぐのさ 生きてく力をあなたにもらった 返したくても何もない そう思っていた 小さな優しさ繋いで ひとつの 大きな奇跡をつかんだ 生命は どこかで聞こえる 鼓動が高鳴る ぼくらはひとりじゃないんだ いつでも 生きていくことは 変わっていくこと 離れていても 変わらないもの あなたの声で 僕は進むよ 沈んでも浮かんで 笑って歌うよ あなたに届くまで あなたに届くまで