あんたが突っ走ったこの道にゃ あんた以上の猛者が山ほどいて それに気付く事に年月を また受け入れることにも年月を 無駄じゃねぇ 歩けるさ あんたが愛する者たちを あんた以上に守る者などいない それに気付く事など一瞬で また想いは大きくなるばかり それでいい やってやれ 戦い方など無限にあるんだろう それを『諦め』と書くのならば あえてそれは 『かくご』と読ませて頂こう 勝ちもしないし負けない男へ あんたの涙はいつの日にか 守るべき者たちの 笑顔に変わるだろう 戦い方など陳腐なプライドさ それを『折り合い』と呼ぶのならば 折れて残ればそれは正に 『愛』じゃないか 勝ちもしないし負けないという事を 選んだあんたはきっとあんたは 失ったんじゃなくて 何かを得たんだよ 戦え男 背中は見せるな あんたの背中にゃあんたが背負った 新しい夢が産声を上げてるだろう 勝ちもしないし負けない男よ あんたの涙はいつの日にか 守るべき者たちの 笑顔に変わるだろう 愛する者たちの幸せになるだろう それこそがあんたの勝利なんだろう