いつの間にはぐれた予感 何かを待ち続けて しらけた砂浜で 口ずさむ歌が 懐かしくなるほどに 遠く響いてる 過ぎてゆく君を 知らないまま忘れるけど 遠ざかる夢の中に残る陽差し 波の声 暮れる物語 要らないものさえ失くして もう思い出せないように 君の声も波に乗せた 変わらずに風をあつめて 夕陽はとけ始めた 寂れたあの歌を 今も覚えてる 寂しい顔をした 君を覚えてる 過ぎてゆく意味も 知らないまま忘れるけど 遠ざかる夢の中に残る陽差し 波の声 暮れる物語 忘れることさえ忘れて もう二度と醒めないように 傷をつけて夏は終わる