あんたとなら いつ死んでもかまわへん 忘れないで そんな女いたことを 見上げた空さえも 冷たい色やけど あたしが本気で惚れたひと そう生まれた街やから いとしさも 憎しみも すべてすべて ぎゅっと抱きしめ 祈るように 今日も灯(ひ)が ともる東京 夢だけ見て 生きてるようなあんたやった いつかあたし 待つことにも慣れてたよ くすんだ風のなか 肩よせ暮らしたね 誰にも似てへんひとやけど 本物の愛をくれた 悲しくて 悔しくて 泣いて泣いてばかりいたけど かけがえのないひとに 逢えた東京 痛いほど好きなのに なんでなんで 別れたんやろ いまもまだ 胸の奥 揺れる東京 悲しくて 悔しくて 泣いて泣いてばかりいたけど かけがえのないひとに 逢えた東京