<♪> 生まれる前から好きやったと アンタに云うたね そしたらアンタは 抱き寄せて 「わかってる」とうなづいた その場かぎりの夢ばかり 見続けて来たから 幸せ過ぎるほどに 明日がこわかった 生まれる前から好きやった 気付くのが遅かっただけ <♪> 情ない女になったんや 回り道してる間に 愛される値打ちも もうないよ 悲しいけど出てゆくわ もっと早くアンタに 逢えたら 良かったのに もいちど きつく抱きしめて 背中ちぎれるほど けれどなんで女にだけ 回り道許されないの 生まれる前から分かってた みんな終りになるんや 幸せ過ぎて哀しくて 涙が止まらへん 生まれる前から好きやった それはアンタだけ <♪>