今日は 五文字での挨拶に秘められたる えも言えぬ素晴らしき 出会いの調子は如何 辻馬車は盛況なり 賑やかさを聞き乍ら 鳩首協議の正午 胡座が二つの四畳半 啄木鳥はなぜ木々を 啄き回るのだろう 摩訶不思議なのは僕等とて同じこと 靴跡のように言葉 残せば誰か追いかけるか? 鳥が鳴いた 世は、目眩く文明開化 浪漫の招待状 何処に行こうか 謎掛けに君が乗ったら 本日モ誠ニ晴天也だ 嗚呼! 呑んで 詠んで 漫ろ歩き 呑んで 読んで 漫ろ歩き 呑んで 詠んで 漫ろ歩き 「こころよく…」 ぶらぶら 牛鍋に舌鼓 贅沢もたまには肝要 坂道もお揃いで 縁の妙なら此処にあり 四季折々のあはれ 不貞腐れ ただ流れ 砂粒ほどの人生さえ悪くない 思わせる其の肩を ぐいと組んでサァ繰り出そう 鳥が鳴いた 不意を衝くように時代は巡る 誰の独壇場? 譲っちゃいない 今日の日を在る侭詠う 心の在処は 世は、目眩く文明開化 浪漫の招待状 何処に行こうか 謎掛けに君が乗ったら 本日モ誠ニ恙無ク…晴天也だ 嗚呼!