もしも 君がいない世界に生まれてたら 僕は何してたのかな この触れたら溶けちゃう温もり 知らないで ぽつんと一人だったかな 「またね」ふたり改札前で 一度振り返る 決まりごと 言えずに飲み込んでいた 機嫌を伺うクセも 不器用な優しさだと思ってたんだ おままごとのような月日 目を開けて交わしたキス 抱きしめ いつかの終わりを見ていたの ぐらりぐらりと ゆれちゃっていたのかな ほらね 多分僕ら一人きりでも 生きることできて それなりに不便なく でもこんなにもある 君と行きたい場所や ふたりで見たい あれこれ まるで何もなかったように 君を引き算した時刻む ほんの少し巻き戻し 遠い記憶かのような 大袈裟に彩られた 幸せな日 何気なくついた嘘も 君を見てればわかるよ 勘がいいのは 僕の悪いところね ぐらりぐらりと 壊れてきちゃってたかな ほらね 「またね」ふたり改札前で この決まりごとも終わりだね 言えずに飲み込んでいた 機嫌を伺うクセも 不器用な優しさだと思ってたんだ おままごとのような月日 目を開けて交わしたキス 抱きしめ いつかの終わりを見ていたの ぐらりぐらりと ゆれちゃっていたのかな ほらね もしも 君がいない世界に生まれてたら 僕は何してたのかな この触れたら溶けちゃう温もり 知らないで ぽつんと一人だったかな