だからおねがいだから、 溺れていたい(お月様へ) 愛すべきひとの背に 描いたコトバ(飛んでいこうよ) かなしみ。 ふたりは 戻れないしあわせを 感じて、それでも 歩きつづけてる (もう、これ以上) 傷つけられない (電灯が消え) 完璧な昏さ (なにも見えない) せめて輪郭は (抱きしめたいよ) 孤独に、つつまれて 空から落ちてきた 雨粒を舐めてみた 舌先で感じる苦味 (明日も変わらぬ明日を) だからおねがいだから、 包まれていたい(あの世界を) 恋すべき人の目に 溶け込んでいる(忘れられなくて) 寂しさ。 いつまで 寄り添いあえるのかと 微かに ふるえた 瞼、ふさいだよ (息ができない) 理解できなくて (この願いたち) 名付けられないよ (忘れかけてた) いつかの木洩れ日 (ウソみたいだね) 信じていた、ぼくは 広くもない心 譲りあえた疵痕-とらうま- 足先が戸惑うままに (今は、それでいいから) だからおねがいだから、 溺れていたい(お月様へ) 愛すべきひとの背に 描いたコトバ(飛んでいこうよ) ぐるぐるまわる日常も 君の機嫌次第でしょ? お願いだから。 (離れないで、どんな時も) だからおねがいだから、 包まれていたい(あの世界を) 恋すべき人の目に 溶け込んでいる(忘れられなくて)