季節外れの長袖のシャツを着て 君に会いに行けたらいいのに いつも通りのメロディを聴いていた のは 紛れもなく二人の影 新しい季節は 僕だけを残して 通り過ぎていく 確かに風を感じた 身体でも心でもなく そう歌に乗せて 今晴れた空に唄えば このままでいいんだって 安心したのは君のせいかな 季節はそっと目の前の悲しみ隠して 後回しにしてしまう 言葉の綾だって お茶を濁したって 終わりは近づいて ただそれを待つだけ 味気ない気がした さよなら君に手を振った 言葉でも気持ちでもなく そう歌にあてられて 晴れた空に唄えば 心も少し軽くなるんだ なぁ たまには悪くはないでしょう 安心したのは風のせいかな