教室帰る影 その中に一つ 薄い影が一枚 優しく落ちている それは今まで 知ろうともしなかった 何処か遠く見る瞳 哀しくて切なくて 君の笑顔見たくて 始めたみたいと願った ワクワクしたいんだ 今すぐ行こう 振り返らず手を握った 走り出したこの気持ち あの日見た雲の様 嗚呼、今羽を広げて 私と創る世界見て 笑ってみたい だからさ 心閉ざした扉を 開いてくれるその日々を まず人を集めなきゃ何もできないよ そんな事知ってる だけどもう2人でいいじゃん 人気ない場所を忍んで見つけて たくさんの大事な町 毎日生まれる宝 いつものおはようと違う グシャグシャの町を見て 涙が声出さず ポツリポツリと溢れ 胸が痛んだ 打崩れた心の盾に 刺さったカケラを 強く握りしめてしまった 君と作った時間を 否定された様な気がして 思わず飛び出した拳を 慰めてくれた人よ 「また作ればいい」 そんな事言ったってさ あの日の想い出 二度と作れないよ 当然のように言う 「アナタともっと居たいんだ」 そっか。 今更気付いた ねぇ、教えて 君のせいでどうすれば良いの 厭、おかげと言えば良いかな 大好きなものを見つけた それはどっちへの愛だろう ―――次のページへ 初めて知ったこの気持ち 嬉しいと分かった 今は時計の針止めて 2人で創る世界見て 笑ってまた会えるよ いつの日か君の気持ちを 私が知るその日々を