じいちゃんの家に遊びに行くと 七夕飾りが出たままで 片付けるのが面倒なんだと 不機嫌そうに答えた ばあちゃんが書いた短冊には 「2人で永く暮らしたい」と ぶっきらぼうなじいちゃんは何も 言わずに時々見つめていたんだ じいちゃんもばあちゃんも still in LOVE この2人が遠く離れても じいちゃんもばあちゃんも still in LOVE 変わらずに恋に落ち続けている 織姫さんから彦星さんへ 想いが全部届きますように 願いを叶えてくれるのだあれ きらきら星が輝く夜 ばあちゃんは入院して しばらく戻ってこないらしい じいちゃんは自分じゃお酒を 吞まないくせに 冷蔵庫の中にはいつも、 ばあちゃんの好きなビールが 冷えている じいちゃんもばあちゃんも still in LOVE 時はすべてを変えていくけど じいちゃんもばあちゃんも still in LOVE 変わらないものがあってもいいよ ね? 織姫さんから彦星さんへ 想いが全部届きますように 願いを叶えてくれるのだあれ きらきら星が輝く夜 14光年離れた場所で 2人が想いを寄せたらきっと 光の速さを超えて届いて きらきら星は輝くでしょう