誰よりも早く 朝一番に起き 誰よりも遅く 最後に眠る あなたがソファーに座っているのを 私はたぶん見た記憶がない もうそろそろ自分のために 生きてもいいんじゃない あなたほど立派な人はいない 昼夜問わず働いて それでもいつも笑っていた 自分のことで涙を見せない そんなあなたを 何度も泣かせてごめんね 毎晩寝ているか確かめにきて 布団をなおして明かりを消した 本当は起きていたんだよ あなたの優しさに包まれて あなたほど強い人はいない 言葉でなく生き方で 全てを教えてくれた 自分ばかりでまわりが見えない こんな私を いつでも守ってくれたね 自分のことで涙を見せない そんなあなたを 何度も泣かせてごめんね