この歌を歌うときは僕はいつも 切ないんだよ 恋しさに身を任せていけないことと 向き合うから 何食わぬ顔をしながら君と 過ごせるはずなのに 帰り道はやり場のない虚しさに胸が 痛くて立ち止まる 友達だとか仲間だとか関係を 規定すれば楽になれる気がしてた だけどこの好きを 恋以外の何物かにはもう 預けられない いつからか君の声が、 いつからか君の笑顔が この胸に焼き付いている、 一人きり孤独になれない 寂しさを埋めるには遠くて、 面影を忘れるには近くて そばにいたい、 どうしようもないまま 心に「きみがいる」 この恋に踏み 出せない理由はいくらでも探せる 気がしてた 相性も関係性も側から見たら受け 入れ難いことも 一目惚れじゃないからこんなに 苦しいんだ、 君が抱える毒にも影にも 惹かれていったから 好きくらいなら冗談で言える 気がしてた、 それですら勇気がいるよ いつからか君の声が、 いつからか君の笑顔が この胸を暖めている、 温もりに守られている 君がいてくれて良かった、 これからもそう言いたかったんだ いつか来る、 その日の前にはこの思いを伝えよう そして、できたら、もう少し二人で