マウスの動きに惑わされ キミが記憶にトゲを刺す 色のないワンルーム 焦げた空 濡れだす ジャンクフード 舌をつぶす 革命の名の下に空言をかざす 時代をうつす 信号は現実をはがす 青白いモニターだけが キミをうつす 乾いた声とリンゴのロゴが 背中の汗を澱ませる 針の動きと閉じる瞳 起動し直すまで 静と渡り合う 曖昧な衛星は忠実に話さない キミはまだボードから 決して手を離さない キミの若いバネは伸びきった キーをたたく音 途切れぬ息 太陽が昇るまで 闇と渡り合う 革命の名の下に空言をかざす 時代をうつす信号は現実をはがす 曖昧な衛星は忠実に話さない キミはなぜボードから 決して手を離さない 僕の肉声には そう 気付かずに