夜の真っ暗な海で 削られたシーグラスの輝き 岩の隙間を照らしてる 月明かりに舞うヤドカリたち 草の影で休んでいる 擬態した虫たちの寝息 朝の色褪せた風に ささやく金色のメロディ 駅のベンチで サラダ食べてる姉さん 薄い白のサマーセーターに滲む背中 聞こえてくるよ 夜見つめ合う時しか 愛されていないと思う 2人描いたリビングが 遠く輝きを失って 言葉の迷路からずっと 抜け出せずおかしくなった 私たち いつも友達に見せてる 少年の君を僕も見たい 返す言葉も変わってく また違う2人になれるはず 誰がごはんを 誰が掃除を 喧嘩ばかり 涙染みた テーブルの上 フルーツ並べ 歩き出そうよ 夜見つめ合う時しか 愛されていないと思うなら 2人夢見た 海の上 そっと体を 浮かばせて 洗い流そうよ ずっと 優しい顔できなくなった 僕たち