夜の風をうつろい 月を遠く見据えたまま 幻に瞳が眩まないように それはとても美しい 誰もまだ知らない鼓動 触れてみたいの その狭間に いつか見た 地平の果てまで やがていつか 手を解き空へ飛び立てるほどに 心が揺れるの 私は分かるの それは別れなの 腕を振って どうか忘れないで 拐われた 遠くの鳥たちが放たれる頃に 恋焦がれているの 別れの時なの 私は分かるの 夜の闇に流離い 冷めた静けさを浴びて 当てもなく彷徨う 霧のように いつかみてた世界で 君に出会える気がした 誰も知らない その向こうで 色褪せた 幻のように 君が言った 夢と現実の狭間を彷徨って 未来を見てたの 私は分かるの これは別れなの いつか見た 地平の果てまで やがていつか 手を解き空へ飛び立てるほどに 心が揺れるの 私は分かるの それは別れなの 別れの時なの 私は分かるの