何かを忘れたふりして 感錠の鍵を掛けたまま 僕らはウソをつくんだ 「言葉」を隠しながら こぼして割れた空の隙間 遠くに見えた色 辿りつけず 覗いてた目が法螺を吹いた ぽつり… 碧に浮かぶ ただ「言葉」は俯いていた 口から虚ろを吐いた心は痣や奸 僕らはどこに向かえばと漫ろ歩む 明日はどこか 灯してはみた幾度も見た とっくに消えた色 名残惜しむ 伸ばしてた手は僕を見てた 遠くに… 君が揺れる また「言葉」は項垂れていた 口から虚ろを吐いた心は赤裸様 僕らはどこに向かえばと また漂うのか いつしか「異葉」選んでは 僕らは着飾った 何かを忘れたふりして 感錠の鍵を開けたまま 僕らはウソをつくんだ 君を守れるのならば 自ら心を吐いたら 「言葉」は咲いていた 僕らは明日を跨いでは その先に進まなきゃな 「言葉」を抱きしめたまま