太陽系の小さな点 何故に 感傷の空っ風 芝の青さ 原の広さ 見果てぬ 広大な世界 速やかに 緩やかに 空模様はめぐりめぐる 暖かく そっけなく 言葉の意味は 揺れ動いてる 果てしなくふりそそぐ 砂時計の砂にまみれて 誰もが まるで 砂漠の旅人さ 四六時中 網目の上 何故に 感情の大洪水 涙の海 上の大空 無秩序の中を行く 遥か彼方 解き放って 何故に 願望のレイテンシー 刹那の夢 永遠の夢 胸の鼓動の限り 慎重に 軽率に ガラスの心 かよわせて 頑丈に 粉々に たたずむ姿 風吹くままに 広がる道の先に 延々と道が続いてる 数えきれない ぼろぼろの下履き 四六時中 情報の渦 未だ 深層の漂流者 与えたまえ 閃光の矢を 晴らせ 濃く深い霧を 遥か彼方 解き放って 未だ 残像の牢獄に 囚われの身 籠の小鳥 闇に向かってさえずる 太陽系の小さな点 何故に 感傷の空っ風 芝の青さ 原の広さ 見果てぬ 広大な世界 遥か彼方 解き放って 未だ 球状の大迷宮 天使の詩歌(うた)女神の詩歌 (うた) さまよう 幸せのために