君が住んでたアパートは いつのまにかなくなってて でもどうしてか何も感じなくて 寂しくなった 君の作るパスタとか なんでもない日の散歩とか コンビニまでの2人乗りとか 雨に濡れて走る帰り道とか 服が乾くまでの間とか そんなことを思い出すのは わたしだけでいいから 君のほっぺにあるほくろとか くしゃくしゃに笑う顔とか 日に当たると透ける髪とか 嘘をついた時の目とか 火をつけたタバコの煙とか そんなことを思い出すのは わたしだけでいいから 早く駅まで迎えに来て 今日を最後のデートにしよう どんな日よりも長く短い日に 早く駅まで迎えに来て 今日を最後のデートにしよう どんな日よりも笑っているから