届かない音だった 底に意味さえ沈んだまま 届いた言葉だったのに この心は届かないんでしょうか 破かれ 踏みにじられた その一つさえ守れなかったけど 今 声になって ただ声になって どうか響けばいいと 言えない想いに涙溶かしたら きっと こわくはないよ 迷いすぎた 相変わらずの夜 偏っているあいつの言い分 なにも言わない聞かない わかりたくもない 消え入りそうな こぼした言い訳 引き裂き 刻みつけた この手に触れたのは あなたの痛みだった 今 声になって 走り出していく 二度と 戻れなくても 言えない想いが溢れ出したなら きっと 迷いはないよ ねえ どうか一つだけ 約束してほしい 願った光からこぼれ落ちても その心は あの日抱きしめたすべては 誰にも 誰にも 渡さないでいて 今 声になって ただ声になって あなたに届けばいいと いつか声になって 傍にいられたら きっと こわくはないよ