黄色い電車はもう 走り出す 君の街 買いたてのコーラが 蝉の声溶かしてく 並ぶ足音 ヴェルヴェッツのTシャツ 遠回りした帰り道 あの頃ふたり笑い合って 何か約束したみたいに 流行りの歌を口ずさんだ バレないように バレないように 踏み切りの音のせい 思い出がそそのかす 捨てられないものばかり いつも飲みきれなくて ふたりの部屋は思い出の隅に 置き去りにした夢のそばに あの頃ふたり傷つけあって それが正しいことみたいに 気の抜けたコーラをまた一口 思い出して 思い出して 黄色い電車は 君の街過ぎるころ あの頃ふたり笑い合って 何か約束したみたいに 流行りの歌を口ずさんだ バレないように バレないように