左手をポケットにつっこんで 本当の気持ちは隠したつもりでいる エスカレーターを下りたら もうすっかり日が暮れていて 最近失くしてしまったものを数える なんかもうひとりで まっすぐ家に帰るのもしんどいし 急で悪いけど暇していないかな? 昔は毎日のように会っていたのに なんて思い出したりさ やけに年とったみたいだ "久しぶり" なんて言うなよ いつもの顔ぶれで いつもの駅に集まれば いつでも元にもどれるよ いくつ年を重ねても あいつにも帰る家ができて 帰りを待つ人がいる 缶ビールと借りてきた映画で 朝まで過ごすようなことはもう できなくなるとしても "お疲れ様" なんて言うなよ いつもの顔ぶれで いつもの悪口で いつまでも笑っている "久しぶり" なんて言うなよ いつもの顔ぶれで いつもの店に集まれば いつでも元にもどれるよ いくつ年を重ねても