不意に誰かに 呼び止められた気がして 振り返った夏の夕暮れ 立ち止まったままの 時間に手をかけて 君に"狡い"と呟いた 静かに願うよ あぁ言葉よりも もっと心の近くで 僕は歌いたい 頑張っている振りなんて しなくてもいいんだよ ありのままの その姿が 君の生きた証 何も変わらない事が退屈だった その幸せに気付かずに 愛されている自分を 知る術のない 寂しがりやの君が好き まだ覚えているんだよ あの日歌ってくれた歌 あぁ希望よりも もっと当たり前な何かを 僕は探したい 頑張っている振りなんて しなくてもいいんだよ 出会えた人 その全てが 僕の歌う理由さ 何にも持っていないだなんて 思わなくていいんだよ 歩いた場所 その全てが 君が生きる証