誰か 時計を 見せてくれないか 誰か 時計を 見せてくれないか 誰か 左手を掴んでくれないか 誰か 右手で掴んでくれないか 僕の 左手を握ってくれないか 君の 右手で握ってくれないか 思いは遠くまで 虚しく響くよ 本当に届いて欲しい 君をすり抜けて 僕の これからを 見ててくれないか 君の その目で 見ててくれないか 涙色に 霞んで行く世界を 君とどこまで 歩いて行けるだろうか 明日を誰も知らない 真っ暗な旅路の都中で 今此処で巡り逢えた 小さな君の手を 僕のこれからに 預けてくれないか 冬の空に ずっと唄うよ