眠りを呼び覚ます 窓際の光と 楽しげにさえずる 朝鳥の調べ 夜を越えても 確かに残る 霧の粉晴れ渡り 始まりを知らせる 伸びる影は一つ 逆らう暇もなく 夜の間に 何が壊れた ああ 頬寄せては涙もろい 君のぬくもりだけ胸に ほら そして何度も思い出すだろう たとえ会えなくてもまた これが最後の恋のお話 また出会うまでを描いた話 そこにちょっと期待を持たせて 巡る毎日は続いてく ささやけば遠のく 誓いをたてるなら 今は置いてゆけばいいさ 塞いだ思いも 夜を越えれば 静かに変わる ああ そろえた足を踏み出す時 君を探す事などやめて ただ 望んだ日々が叶う事なく 不意に終わりを告げただけ ああ 春風吹いて髪を撫でる 息吹はすぐそこに これが最後の恋のお話 また出会うまでを描いた話 そこにちょっと期待を持たせて 巡る毎日は続いてく