七階建てのビルから 飛び降りるのってさ 一体どういう気持ちで 飛び降りるんだろう 現実逃避もいくとこまで いってしまうと そういうことも できるようになるのかな 新しい話をしよう 誰もした人のいないようなやつ こんなくだらない命は 僕と無駄に使おうよ いつかはあなたに会いに行くから あの時の理由を僕にそっと教えてよ またいつかは あなたに会いに行くから マボロシの世界へ 大口叩いて語っている女が嫌い 何にも分かっていない癖してさ 何でもわかっているような 口ぶりでさ 「何にも分かっていない 馬鹿な人よね」って 最低なあの行為をしよう 恋なんて美しいものではなく 愛なんて素晴らしいものでもなく 二人で一つになろう いつまであの子は無知のまま いつも「男たちなんて全部クズ!」 って決めつける 金輪際ずっとあの子は無知のまま 生きていくつもりなんだ 水分は段々乾いてしまって 薄黒く汚れた道路 人間という殻から抜け出して 壊れて消えた シャボンの泡のように いつの日か マボロシの世界へ 連れて行かれるなら 裸足で裸で抱き合って奪い合って 生きられたらいいのになぁ 「上手くいかないや」 いつかはあなたに会いに行くから あの時の理由を僕にそっと教えてよ またいつかは あなたに会いに行くから マボロシの世界へ 流れる涙は綺麗に輝いていた 七階建てのビルから飛び降りたって 流れる涙は綺麗に輝いていた