泣いてしまわぬように いつも心に鍵をかけている 閉じたまま錆びついて 開かなくなった扉の前で泣く 自分自身、自作自演の自暴自棄 傷に気づかぬように いつも自分に傷を増やしていく だんだんそれにも飽きて 傷がない自分 忘れていた 「あの夢は僕のじゃない」 「あの希望は僕のじゃない」 全てを手放した僕に何が残るだろう 大人になれるまでのモラトリアム いつのまにかそこにあるリアル 誰にだって平等に進んでいく時間に 子供から抜け出す術も知らずに いつのまにかここでお別れです 生きていく意味 分からないまま 「さあ、未来へ」 押し付けられた将来、愛の歌、 成功者たちのイメージ 興味がない箇条も 順番に読み上げるよ ほら、 「いち、に、さん」 無理やりに感じさせられるドラマ いつのまにか刷り込まれる理想 必要以上 まわりの目気にして 笑いあっている もしもいま魔法が使えるのなら ただ普通の暮らしが出来たら ありのままの自分のままで 君と笑っていたい 「あの夢は僕のじゃない」 「あの希望は僕のじゃない」 全てを手放した僕に何が残るだろう 「いち、に、さん…」 大人になれるまでのモラトリアム いつのまにかそこにあるリアル 誰にだって平等に進んでいく時間に 子供から抜け出す術も知らずに 大人になれない モラトリアムスパイラル、 生きていく意味 分からなくても 「さあ、未来へ」 夢が見えない 希望が見えない けど見たくないつもりではない 明日が見えない 未来が見えない けど見たくないつもりではない ありのままの自分のままで 君と笑っていたい