がんばれの向こう側

歌詞

二月十四日の朝、手作りのチョコ 昨日の夜、あの子を 想ってつくったんでしょ 彼の教室の前を行ったり来たり 「頑張れ、頑張れ」 ちゃんと渡せますように 万年補欠のサッカー少年 最後の大会も 補欠のままだったって でも高校でも続けるよ、と 目を輝かせる 「頑張れ、頑張れ」 その日が来るまで ただ、ひたむきなその後姿に 何もしてあげられなくても その先に光が見えるのなら そっと背中押す言葉かけたい 「頑張れ」って言葉が嫌いなあなた そりゃそうだ、君は 精一杯やってるんだし ごめん余計なお世話になるけれど その姿を見ていたら つい言ってしまうんだ 病院のベットで苦しむ姿 闘い続ける側で 何もしてあげられなくて でも君がいない人生なんて 僕は嫌だから だから頼む 「頑張ろう」って ずっと一緒にいてくれ 傷つけたり無理をさせてしまったり 心が上手く伝わらない 今は代わりの言葉見つからないから ただ君の側にいてもいいかい? ふいに投げかけられた「頑張れ」に 元気が出たり 悩まされたり 言葉の向こう側の確かな事 つまるところ君が心配なんだ ぎゅっと手を握ってていいかい?