東の空から 若鷲飛び立つ 親鷲は嬉しそうに 心配そうに 振袖、華やかに 袴、勇ましく 内地組は開始間際 スーツ姿で 島を出て初めて気づいた 故郷の愛おしさ 久しぶりに会うぴぃてぃしと 迎える成人式 いつでも帰って 来てもいいからと 母ちゃんの電話の声 ホッとしたよ やれるところまで 頑張って来いと 父ちゃんは背中を 押してくれたね 二十年分のありがとうを 声をふるわせ伝えたら 親子で踊る喜びと 涙の成人式 ヤマングを叱り飛ばしてた 近所のおじーと、おばーたちも 涙流して舞い踊る 我が子を祝うように また来年も東の空に 若鷲が羽ばたくだろう 笑顔と涙が織りなす 故郷の成人式