セイレーン

歌詞

白い満月、夜を撫でる潮騒 甘いrendez-vous、 ビーチを蹴る水犀 君のクーペで聴いたブラームスの Lullaby 古いガムみたいに離れない 黒いキャンバス、空をなぞる灯台 I wanna be with you. 風にそよぐ紫陽花 もう会えないって言った 君とのグッバイ 口が渇いちゃって喋れない 君がくれたジルコンのペンダント キャップを開けた ソーダみたいに弾けた 今日に限って優しくしないで 指がかじかんで三連符が 弾けなくなるから 君が振り向いてくれる魔法の 言葉が思い出せない。教えて 永遠なんて言わないからお願い 陽が昇るまで抱き締めて 泡に手を触れる、海に溶ける水彩 眠いノーチラス、のろく泳ぐ縞鯛 水の中から見上げた虹の彼方に 舐めかけで捨てられたレモン・ キャンディ 君がギターで弾いたF major アナモルフィック・レンズの中で キラキラ そんな顔して黙り込まないで 波の音なんか聞きたくないから 君と見つけた星のエピファニー 天の川に溢れたフラミンゴ・ミルク ガラスの靴ではぐらかさないで 足がしびれてグラン・ジュッテが 跳べなくなるから 乾いた砂に触れる君の指 夢にまで見た夕空。もう一度 やり直したいなんて 言わないからお願い 月が出るまで寄り添って 君が振り向いてくれる魔法の 言葉が思い出せない。教えて 本気じゃなくてもいいからお願い 陽が昇る前にキスして