夏草 風が薫り そびえる雲の峰 弧を描く鳥のうた 眠り誘う籠枕 思い出すのはきみの面影 いまも夢うつつに乱れる胸 好きでした好きでした 二度ともう会えなくても 永遠に永遠に 思いは消えない 涙の淵を泳ぐ 孤独な熱帯魚 言葉も交わせぬまま ちぎれた指の温もり はしゃぐ少女が笑いかけてる 淡いその唇 誰を想う いつの日かいつの日か きみと結び合う日まで 永遠に永遠に 夜空を見上げよう いつか私がこの世を去ったら ブーゲンビレアの花 植えてください 好きでした好きでした 二度ともう会えなくても 永遠に永遠に 思いは消えない