金糸雀(カナリア)色の 月が照らす丘で 古(いにしえ)の 恋人たちが咲かせた花 それは名もなき 小さな花だけど 凛と真っすぐ顔上げて 空を見てた 時が過ぎて 花はどこへ 消え去ってしまったのでしょうか 雨の日にも日照りの日も ただ何を望むこともなく 静かに寄り添い咲いてたのに 砂に埋もれた星屑のかけらは いつかきみが置き忘れた 夢の残骸 それは幼き遙かな夢だけど 灼けたきみの頬キラキラ輝いてた 時に揉まれ きみはどこへ 流されてしまったのでしょうか 疲れ果てた歩を休めて あの日の丘に還ればいい ココロの産声 聞こえますか 時が過ぎて 廻る風が その胸を深く突き刺しても 傷を舐めて 両手広げ 何もかもを受け入れましょう 息づく鼓動を感じますか ライラライ ライラライ 感じますか