せいくらべ 公園の柱 あなたを越せなかった頃 大きくて 取れないもの欲しがってた 高い木に登ってた 憂鬱な授業を蹴って 七色の麓を目指した ねぇ 迎えなど来なかったね 手を取って逃げ出すことだって出来た はみだす大きな言葉で 答え写しながら書き綴ったノート 方程式より確かな夢に 膨らんでみえたからっぽの鞄 空飛ぶ車に乗って ふたりで宇宙旅行しよう ねぇ どれくらいで気付いた 空高く架かった虹の仕組みを はみだす大きな景色を 答え探しながら書き殴った画用紙 デッサンよりも細やかな夢と 溢れ出しそうな鉛筆の破片 行方知れずのタイムカプセル 橋を渡れず泣いてる 地平線沈む太陽の下まで わたしを連れ出してよ はみだす大きな言葉で 答え写しながら書き綴ったノート 方程式より確かな夢に 膨らんでみえたからっぽの鞄 はみ出す大きな景色を 答え探しながら書き殴った画用紙 あの日のあなたを追い越し 頭ひとつ突きだした不自然なライン