飾られた雨模様枯れ葉は夢を謡い 揺らめく夜霧のうえ 優しさだけを想う まるで何もかも溶けていくように 霧の夜を抱きしめて ほのかに薫る百合は 昨日がくれた手紙 大事な忘れ物に白い息を吹き込む まるで何もかも包みこむように 霧の夜を抱きしめて どこへ行っても想っていれば あなたへ届くの たわわに舞い散る雨 真珠の涙のよう 振り返るとどこにも 残せなかったしるし まるで何もかも消えていくように 霧の夜を抱きしめて どこへ行っても想っていれば あなたへ届くの どこへ行っても想っていれば あなたへ届くの まるで何もかもなかったように 霧の夜を抱きしめて 霧の夜を抱きしめて