見上げた空 あまりにも遠く深く 滅びゆく運命に僕ら 強く 足掻いて 伸ばした手の先にある夢は脆く 押しつぶされそうなほどに重く 失ってしまった 傷つけてしまった 夢なら醒めてよ ねえ 何度も叫んだ 何もできずに 目を閉じて 絡みつく何か 振りほどけずに 足を取られても 心のままに 涙の跡が道標になる 足掻いて 焼けるような 苦しみさえ乗り越えて 羽ばたいていく 未知の世界へ 無垢な願いを 成し遂げようと 牙を剥いた現実に 立ち向かっていく 胸の刃 今 抜いていけ 翻弄されてしまった 弱い私 助けられたこの命 燃やし 絶望と宿命と混沌が襲うこの時代 先人の遺した知恵 想い 全て受け止め行く 旅立ちはいつだって 鼓動が高鳴るもの わずかな希望 途方もない不安を背負って 生まれた地が 血が 少し違っただけだった それだけだった 二人 儚く 逆らい 嘆いて どうしようもなくて 泣き叫び続けた夜 眠りについた魂達よ 今 舞い上がれ 理想の世界を創りあげようと 二人 交わした約束 あの日貰った願いはいつか 芽吹くはずだろう 壊れてしまいそうだよ 私は一体誰なの? 思い通りいかない ことだらけの日々だけど 前だけを見据えて 今 探して 希望の地を そこにあるはずの緑を 見つけるまで 足を止めないで 足掻いて 焼けるような 苦しみさえも乗り越えて 羽ばたいていく 未知の世界へ あなたがくれた希望の種が いつか森となるまで 決して負けないで 胸の刃 今 抜いていけ 今 生きてゆけ