世界が終わってしまうのなら ただその日が来るまで 抱きしめていて 今日も人間は醜いね 同じことを繰り返して くだらない夢を見てしまった 終末時計の音が鳴った 全部が全部しょうがないね 埋まらないズレが膨らんでゆく 結局みんな出来損ない 私だけバカみたい 自己中に愛を叫び続けていたい そんな心贅沢すぎやしない? ああ いつの間にか 何も見えなくなっていた なんて いい訳を考えたって 何も変わらないから 世界が終わってしまうのなら ただその日が来るまで 抱きしめて このまま静かに眠りたい 奪って描いた未来を叫んだって もう意味なんてないんだ どうせ届かないんだから ああ 紡いできた このひどく青い海 誰のものでもない夜を 呑み込んで生きる この世界の終末すら 誰かの明日になるならば いま 私に今日を 差し出させてよ ほら 世界が終わったあとの世界 新しい光が煌めいて 私はそれをただ見つめている 誓った未来と違った未来でも このままでいいから あなたに会いにいく 冷たく沈んだ空気に ただ乾いた時計が鳴り響く 捻り出したこの答えは どこにも届かないんだ 世界が終わってしまうのなら ただその日が来るまで 抱きしめて くだらない夢の続きを見よう わかっていたって怖いから こうやってさ ただ抱きしめていて 今日これが最後だから ここで眠りにつこう 君の意味を信じたい