抜刀 (feat. 初音ミク)

歌詞

桜の花がいつか散るのを 見て見ぬふりしてただ待つ日々は 花が散るよりさらに 無意味なものだと思います 手垢のついた馬鹿げたドラマ 手の届かない高嶺の花に すぐ尻尾振るその姿が目に余るの シナリオ通りの言葉をただなぞる 心を失くした可哀想な歌 ああ、またつまらない物を 斬って汚れた刃。 今更「助けて」 とは言わせたくないから 抜刀 猿の真似事 からかった弱い者 そこらの紛い者を切り裂く大立者 誰も得せずそして虚しい物だと 思います。 この台本も手垢でザラザラ キャッチーなお題の キッチュなジパング 何も信じずに武士道の上でたたずむ 仕方がないこれが定め 栄光もやがて屍 崩れゆく城を前にして 立ちすくむ事しか出来ない 傑作(マスターピース)が落とした 蜜を吸う 頭が弱った意味の無いセリフたち ハリボテじみた名演をこき下ろす 「中身を失くした可哀想な歌だ」と 楽園はない この世界は助太刀もいない 一人桜の木々に身を寄せる 終幕も近いのかな 散りゆく花に祈りを捧げ覚悟を 決めましょう ああ、またつまらない物を 斬って汚れた刃 今更「助けて」 とは言わせたくないから ああ、またつまらない物を 斬って汚れた刃 今更「助けて」 とは言わせたくないから 嗚呼、抜刀