アフター・ザ・ツァイス (feat. 可不)

歌詞

残念だけどここには緑がない 建物が眠らないので 何も見えない 冗談程度の光だけじゃ 何も分からなかったまんまの今 カシオペア頼り北へ 17:20 手を振る、帰り道は向こう そんなのも無い 空はから箱のほころびみたいで 何も楽しく感じないんなら、ほら 天象儀越し輝く三角形 上を向けば全部見えてしまうよ ラッキーだったこと、 ホッとしたこと 全てを教えてよ ありのままを 燦々と照るデジタル一等星 否が応でもただ空を映すよ さんざんなこと、わすれたいこと いつでも教えてよ 受け止めるよ 枯木星吊るブランコ オリオンと摩天楼 ハリボテ製の星月夜 段ボールムーンと スパンコールプラネットのごっこは おもちゃ箱にしまったよ 蛍光灯が消えたままの廊下に 背を向けたのはなんで? 教えてよ 水たまりに汚れて濡れた革靴じゃ 裏路地 秘密の基地にも行けないから 俯く顔をちょっとだけ上げれば あの日の記憶も愛おしくなるよ パラボラの空の向こう トンネルを抜けた車窓 帰り道を今日はずらしてみる発想 スノードームの端っこ 見上げるリビングのよう ただの夜明けすらも ひとつの線の上で 寄り道をしたりどこか遠くの方へ 行ったり 曲がり道を行き止まりと 思い違いをしたり どこかをたださまよってる こちらを見る流星群 鍵を開けた天に願いを込める 背が伸びても天文台には 届かないことを誰もが知ってる 歩みを止めないでよ! プラネタリウムが映すありのままも 私の街の不器用な夜空もそう 月が昇り、月が沈むよ 心象風景と夜明け前 錆びついた記憶もやがて消えるよ 朝がきたら 魔法が解けるよ おはよう