夕暮れの入江で きみは素足になった 助手席に残った香り 潮騒に消える もう逢えなくなると つぶやいた唇 これからは どんな名前 呼ぶのだろう 抱きしめた後の ことばさえ知らずに 好きになるだけで なにもできなかった 夏の終わりのデッキシューズ きみは脱ぎ捨てたまま 想い出の海に 帰ってゆく 夏の終わりのHeartbreak わかっているよ わかりたくないほど わかってるよ 海沿いのFM はかない気持ちばかり バラードは知ってるように ただ流れてくる 忘れきれずにいる 誰かがいたことの ほんとうは きみの嘘が 怖かった さみしさを埋める 微笑みを許した きみの心には 僕が見えなかった 夏の終わりのデッキシューズ ひと握りの砂から 9月の風が 吹いてくる 夏の終わりの Heartbreak わかっているよ わかりたくないほど わかってるよ 夏の終わりのデッキシューズ きみは脱ぎ捨てたまま 想い出の海に 帰ってゆく 夏の終わりのHeartbreak わかっているよ わかりたくないほど わかってるよ