24色の色鉛筆を使って 僕には見えない景色を描き続けてた やがてやってくる空腹に備えて 彼女の好きなパンケーキを僕は買いに行く いつも、とっても乾いていたのに 何も見つけられなかったんだろ? だから声をかけてみようとしたのさ 藤家具の椅子に座る男を描いて 彼女は父親の口真似で話す 『不良債権の回収について』 僕はたまらなく愛おしく思えた 尾びれのない銀のイルカが指で どこにも行けずに顔を見合わせてた 僕は最後まで気に入らなかったけど Twins Dolfin Ring 自転車で『双子のイルカ』の露店へ 僕は意味もなく店を壊すのさ とっても乾いていたから 冷たいものが欲しかっただけだろ? 指輪を見る度に思い出すのさ Twins Dolfin Ring