最終電車を待たずに キミは帰る支度をしてる もう一本遅いのが 出てるはずなのに 少しでも長く一緒にいたい 思うけれど そんなこと目を見て言ったら どうせバカにされるだけ だから僕はいつも 笑って背中見送る 女々しい奴だと思うだろう 別にかまわないけど 勘違いしないでほしいのは 寂しいんじゃない それだけじゃない 最終電車を待たずに キミが暗闇に吸い込まれてく ぬかるんだ足元 気にしてふらつき僕の手を取る そんなときもキミは ちゃんと自分の足で立ってる だけど僕はいつも 黙って右手貸してる 細かい奴だと思うだろう 別にかまわないけど 何度も同じこと言うけれど タバコを吸う女は嫌いだ でもいつかキミが底なし沼に足を 取られたら 僕が助けてあげたい ほんと思ってるよ のろまな僕を待たずに キミが新しい扉を開ける 僕はうまく泣けずに 変な顔になってる そんな日が来るような・・・ 来ないような・・・