移りゆく季節 永久に色づいて 遠い日のままに この時を生きていたい 陽炎が揺れる 雲は踊って うつむいた姿 あざ笑って照らされる 強く握った この手の中に 思い描いた情景をつかむため 答えなど見つからない 間違いだらけの日々 泡の様に消えゆくだけ 今はまだそれでいいさ 夢を描くあの少年に 悲しまれないように 輝いて生きて… 大切なほど見失って 傷つくたび怖がった 僕自身救えないのなら ひざまずいても構わない あの日から譲れないものは 誰にも触れさせない この声がキミに届くのなら 全てを失ってもいいさ 雲の上に眠る太陽は まぶしい光に満ち溢れ 面影の雨が降り注ぐ中 少年は心なく笑う 覚めない夢を進むには 幾千もの痛みを伴い 枯れない花が示す場所は 少年がいつか夢見た未来へと 続いていく どこまでも高く羽ばたいて 見下ろす大切な場所 終わりない旅路の果てには 「笑顔のまま」 それだけでいい いつの日かこの大空へと綺麗な虹を 描くから この声がキミに届くのなら 全てを失ってもいいさ 答えは永久に揺れて…