遠い夏のまま 止まった時間を 思えばあの日から 同じ夢を見ていたんだ 組み込まれていく歯車とか とうに過ぎ去った風景が 僕の背中を今も押している 光が煌めく過去にさえ もう迷わないで あの空を包むこの世界まで 離さないで すれ違う雑踏に 君の姿を 重ねてしまう僕は 淡い夢を数えたんだ 崩れ去る世界に色は無くて 蝕まれていく運命が 止まった時計の針をもう一度 2人で紡いだ軌道に 僕は乗れないまま あの星を掴むその日までは 暗くて狭くてなんもない 霞むこんな世界なら 光が歩き出す道に 君の声を もう一度 聞かせて