誰も見ていない私が 誰も見えなくなったら それはもう消えてしまった ようなものじゃないかって どうしようもなく切なくなる夜 私の在処を 探して歩いた 街が影を落とす隙間 10月の頭 見つけた彼岸花 悲しそうな線画 きっとこれが 私なりの ラストシーンに思えた それでも 濡れた窓越しの東京が やけに綺麗に見えたから 書き留めた 願う未来 流れるエンドロールが 今 ひらひらと 巻き戻る 見飽きた映画の 聞き飽きた言葉がある 今更 胸を刺す 世界は声で溢れてる 丸めた背中を 伸ばした夜の中 星空 回り出す 私を朝に繋ぐ 濡れた窓越しの東京が やけに綺麗に見えたから 書き留めた 願う世界 流れるエンドロールが 今 きらきらと 光りだす
